今回は簡単に木を作成する過程を紹介していきたいと思います。
私が木を作成するために参考にした動画がこちらです。
作成してみて思ったことは処理が重い…ということです。特に葉の密度に重要な枝の分岐を増やすところや、アニメーションを付けるためのアーマチュアを作成した時に動きが鈍くなると感じました。PCのスペックによっては完全にフリーズするかもしれませんので、作成するかは各々検討してください(なげやり)
また私はblender v2.79を使用したため、アニメーションのパラメーターが若干違いがありました。バージョンによって個人差がでると思います。
このチュートリアルに惹かれたのは完成した木がほどよくリアルなところです。7分あたりにテクスチャ(リアルな木に見えるために貼り付ける画像)がダウンロードできるHPが紹介されています。1日15回まで無料で高品質なテクスチャが入手できます!高解像度のテクスチャは有料となっています。
素敵なテクスチャが紹介されているのはこちらのサイト。
8分30秒からが踏んばりどき!シェーダーノードを利用して葉の質感を作っています。同じように作成してみました。

赤い線で結ぶと葉の形にくり抜いてくれないので注意。

透過・光沢のBSDFって何だろう。必要なのかな?
これは反射と透過の表現をするために必要なシェーダーです。リアルな葉を作成するためには必要なのでぜひ一度この通りに繋いでみてください。
ここで英語のお勉強
glossy(艶やか)
transparent(透明な)
translucent(半透明な)

trans は beyondの「向こう側へ」という意味があるのか。AEの不透明度はopacityっていうけど、何が違うのだろう。光が関係するかどうかかな。アルファとも違うようだし。ブツブツ…
出力はフルHDの29.97fpsでpngのアルファ付きの連番に設定しました。
連番にすることで失敗したフレームがあった場合に、そのフレームだけ直すだけなので楽になります。アルファを付ける場合はこちらの設定をお忘れなく。

なんとか完成いたしました。最終的にAfterEffectsで木以外の部分を作り、960×540にリサイズしています。
Blenderでの背景作りもやっていきたいと考えています。