チュートリアルを参考にしながらの作成中に、キーボードの押し間違いや設定の解除を忘れて修正が増えるということがあります。私はオブジェクトの原点がズレて困りました。今回は失敗談を含めて紹介していこうと思います。
3Dカーソルとは
マウスの左クリックで移動します。(オブジェクトの選択は右クリック)
- 新しいオブジェクト(Shift+A)で作成される位置になる
- 操作の中心点にできる
- 原点の移動ができる
つい左クリックを押してしまい、意図しないところにオブジェクトを作成してしまったことがあります。そんなときはカーソルを指定の位置にもっていきましょう。
3Dカーソルを数値で配置したい場合はプロパティシェルフから入力してください。
原点(オレンジの点)とは
オブジェクトの位置・回転・拡大縮小の起点です。新規作成をした時からオブジェクトの中心にあります。編集モードで全選択(Aを2回)して移動すると原点は付いてきてくれません。置いてきぼりになった原点をオブジェクトの中心に戻してあげましょう。
「ジオメトリってオブジェクトとは違うのかな…」
英語
geometry:幾何学
manipulate:操作する
幾何学は直訳で3DCGでは図形の座標値という意味合いがある。座標を持った点(vertices)・辺(edges)・面(faces)・曲線(curve)などを指している。
サーフェスは面の集合(1つの表面)を指す。3D表現でのサーフェスモデルとは中身が空洞のものを示している。
細かい定義があるのだなぁ。上記を踏まえて今は原点をオブジェクトの真ん中に移動できればいいです。
(中身を空洞とみなしてのオブジェクトの重心に移動で)真ん中に戻りました!これで一安心ですね。
原点はオブジェクトの起点なのでプロパティシェルフのトランスフォームの位置で数値を確認できます。
原点を中心として位置・回転・拡大縮小をすることができます。
長くなってきたので、次回に続きます。